典拠 全日本カレー工業協同組合「カレーQ&A」
- カレー粉は何からできているの?
カレー粉は何種類ものスパイス(香辛料)と呼ばれる香りや辛みなどのある植物を乾燥させ粉にしたものを混ぜて作ります。
①香りのスパイス、②辛みのスパイス、③色みのスパイス、この基本の3種類を入れるとバランスの良いカレー粉ができます。
どのスパイスをどれくらい入れるのかは決まりがありません。
そのため、作る人によってさまざまなカレー粉ができあがります。
- カレー粉 と カレールウ 何が違うの?
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- カレー粉(カレーパウダー、純カレー、生(き)カレー)
- 一般的なカレー粉はスパイスだけでできているため、使う際に塩などの調味料を加えて味つけをします。入れる調味料の量を自分で決められるため、塩分・油分を控えめにしてみたり、バターを加えてコクを出してみたりして自分好みのカレーソースを作ることができます。
また、カレールーを使って作ったカレーソースの仕上げに加えて香りを良くしたり、チャーハンやフライなどカレーライス以外の料理にも使うことができます。 - カレールウ
- カレールウは、主に小麦粉、油、肉や野菜のエキス、塩などの調味料、カレー粉でできています。味やうま味、とろみをつける成分があらかじめ入っているので煮込んだ肉や野菜にカレールウを加えるだけで簡単にカレーソースを作ることができます。
- カレー粉の保存方法
- 一度封を開けたカレー粉はカレーの命とも言うべき香りが失われてしまうことや、湿気や虫などから守るため、缶ものはしっかりとフタを閉め、その他のものはポリ袋などに入れて密封し、乾燥した涼しい場所で保管することが大切です。
- カレーが服についちゃった!!
- カレーが服などについて黄色いシミができてしまった時は、先ず食器洗い用の中性洗剤でよくもみ洗いをして下さい。そして、色落ちの心配がない素材であれば漂白剤につけてからよく水洗いをして下さい。
カレーの黄色は主にターメリック(うこん)の持つ色素から作られています。ターメリックの持つ色素は紫外線に分解され易いと言われています。そのため、色褪せの心配がない素材であれば日光に当てることによってシミを消せることがあります。